不倫の悩みを誰にも話せないとき|相談先を選ぶために考えたいこと

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もし配偶者の不倫が発覚し、そのことを誰かに相談したいと思っても、誰に相談したらいいのかわからないこともあるかと思います。親に話すと心配をかけてしまうのではないか。友人に話すのもなんとなく恥を晒してしまいそうで気が引ける。自分が不倫されたなんて恥ずかしくて言えないなど。話すにしてもただ気持ちを聞いてほしいだけなのか、自分の考えを整理する手伝いをして欲しいのか、法的なことや具体的な対応策について知りたいのかなど、話したい内容によって話す相手も選ぶことになると思います。

私は一度目の不倫が発覚した時、自分の親にも義理の親にも、親族や友人にも、とにかく話せる人には全て話しました。混乱していたし、一人で抱えきれる状況でもなく、ありとあらゆる親しい人に話しまくっていました。逆に二度目の不倫発覚と離婚したあとは、まったく誰にも話さなくなりました。親に話したのは、起きた事実と自分が決めたことだけを事後報告的に話しました。友人にも相談ではなく決めたことを報告しただけです。二度の不倫と離婚を経験した今振り返ってみると、何か一人で抱えきれない事態になった時、ただ誰かに話せばいいのではなく、何のために何を話したいのかを少しだけ先に考えて、話す相手を選ぶことが大事だったと思っています。

話す相手は選んだ方がいい

一度目の不倫が発覚したときは、とにかく気持ちが混乱していて、怒りや憎しみ、悲しさや苦しさなどありとあらゆるネガティブな感情が噴出しました。今思えば、感情の渦に自分から巻き込まれにいってるような状態でしたが、当時は一人で対応できなくて、何があったのか、自分がどれだけ辛いのかをとにかく親や友人などに話しまくっていました。

でも、どれだけ話したところで、自分の気持ちや考えが整理されたわけではありませんでした。以前の記事にも書いたように、その頃の私は法律のこともほとんど分からず、親族や友人からの「普通はこうするべき」「昔ならこうだった」という、良かれと思ってのアドバイスも頼りにしてみたり、逆に不本意なことを言われ傷ついたりもしていました。

その一方で、一度目の不倫発覚当時、インターネット上に不倫された人たちが集まる自助グループのチャットがあり、毎晩のように、同じ境遇や同じ痛みを経験している人たちと話したことは、私には大きかったです。具体的な対応策や解決策を知ることができるのはもちろんですが、「同じ経験をしているからこそ、この心の痛みを分かってくれる人たちがいる」と感じられることが、当時の私には何よりの救いになったと思います。

ところが二度目の不倫発覚では、今度は逆に誰にも相談しませんでした。不倫相手に慰謝料請求をすることを決めていたからです。離婚した理由も話しませんでした。「不倫された自分」に自己肯定感は下がり、どこか恥を感じていたからです。

不倫が発覚してから探偵へ依頼した当時の体験や経緯については、探偵に不倫調査を依頼した私の体験に書いています。

気持ちを話したいとき

悩みの内容が深かったり重かったりするほど、私は聞く側にもある程度の話を聞く技術が必要なんだと思うようになりました。相手が解決策を求めているのか、それともただ話したいのか。何かを決断するために考えを整理したいのか。それによって聞き方も変わると思うんです。

どんなに自分の味方になってくれると思って話し始めても、自分が今ほしいものとは違う助言をされたり、説教のように感じることを言われたりして、話したことでかえって傷つくこともあります。だから私は、人生の中でもかなり大きな問題を話すときほど、誰にでも話すのではなく、何を言われても自分が許容できる一番心を許せる人か、話を聞くことを専門にしている人を選んだほうがいいと思っています。

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私なら、話す前にこの3つを考えます。

  • 今日はただ黙って聞いてほしい
  • どうしたらいいか、対策を一緒に考えてほしい
  • 同じ経験をした体験談を聞きたい

言う側も「今日は答えがほしいわけじゃなくて、ただ聞いてほしい」と最初に伝えておけば、少し話しやすくなる気がします。

法律や事実確認の答えが必要なとき

一方で、相談内容によっても相談先がはっきり違う場面があると思います。例えば、慰謝料や離婚など法的な判断が必要なら法律の専門家へ、不倫の事実確認を考えているなら探偵への相談というように、必要としている答えによって相談先を分けたほうがいいと思います。

探偵の報告書を受け取ったあと、弁護士へ相談するまでの流れは、探偵の報告書を受け取ってから、弁護士に相談するまでにまとめています。

心身の不調は医療機関へ

一度目の不倫発覚当時、そのストレスで眠れない、食べれないという状態となってしまいました。心身の不調を専門的に診てもらうため、メンタルクリニックを受診したこともあります。なんらかの心身への影響が出ている場合は、医療機関への受診も考える必要があります。

身近な人以外の相談先を選ぶ

家族や友人に話しにくいときは、身近な人以外にも相談先があります。費用を抑えたいのか、同じ人に継続して話したいのか、オンラインがいいのかなど、条件で選ぶと探しやすくなります。

費用をかけずに相談先を探したいとき

厚生労働省は、こころの悩みに関する電話・SNSなどの相談先をまとめています。どこへ相談したらいいか分からないときは、厚生労働省の相談先一覧から、相談方法や地域に合う窓口を探せます。

ただし、公的な案内に掲載されている窓口でも、対象者、受付時間、利用方法、通話料などの条件はそれぞれ違います。たとえば「こころの健康相談統一ダイヤル」は地域の公的相談機関につながる窓口ですが、ナビダイヤルの通話料がかかります。利用前に各窓口の最新案内を確認してください。

オンラインで継続して話したいとき

以下は、身近な人ではなく、専門家へオンラインで継続して話したいときの選択肢です。オンラインカウンセリング「Kimochi」は、公認心理師の国家資格を持つカウンセラーが在籍するオンラインサービスです。

料金と契約条件を確認したうえで、自宅などから定期的に話せる場所を探している人の選択肢になるかと思います。

プラン月の回数・時間初月2か月目以降最低登録期間
ととのい月1回・30分3,278円(税込)4,840円(税込)4か月
のびのび月2回・各回最大60分7,678円(税込)10,978円(税込)2か月

※料金・条件は2026年10月6日にKimochi公式サイトで確認。初月料金は公式サイトに表示されている30%OFF適用時の金額です。最新条件は公式料金ページで確認してください。

ここは申し込む前に必ず確認したいところですが、最低登録期間中は原則として中途解約できません。Kimochiの利用規約では、所定の手続きを行い3万円(税込)の解約手数料を支払うことで最低登録期間内でも中途解約できる規定があります。料金だけでなく、利用規約まで確認してから決めたほうがいいと思います。

Kimochiは医療機関ではなく、診断・投薬・治療を行うサービスではありません。現在心療内科や精神科へ通院している場合は主治医の許可が必要と案内されており、自傷・他害の危険など緊急性が高い場合は医療機関や公的機関への相談が案内されています。

オンラインカウンセリング「Kimochi」

費用をかけずに相談先を探したいとき

厚生労働省は、こころの悩みに関する電話・SNSなどの相談先をまとめています。どこへ相談したらいいか分からないときは、厚生労働省の相談先一覧から、相談方法や地域に合う窓口を探せます。

ただし、公的な案内に掲載されている窓口でも、対象者、受付時間、利用方法、通話料などの条件はそれぞれ違います。たとえば「こころの健康相談統一ダイヤル」は地域の公的相談機関につながる窓口ですが、ナビダイヤルの通話料がかかります。利用前に各窓口の最新案内を確認してください。

申し込む前に、話したいことと条件を確かめる

誰かに相談すると決めても、最初から自分の気持ちをきれいに説明できる必要はないと思います。私自身、一度目の不倫が分かったときは、自分でも何をどうしたいのか分からないまま、とにかく苦しいという状態でした。

それでも今なら、話し始める前に次の3つだけ考えておきます。

  • 今、何に一番困っているのか
  • 今日は何を話したいのか
  • 決断のための助言がほしいのか、まず聞いてほしいのか

人に何かを相談するのは意外と難しいし、相談される側も簡単ではありません。親や親友であっても、その人自身の経験や考え方が入ります。だから私は、本当に自分の心を整理したいときには、身近な人だけに限らず、フラットな立場で話を聞いてくれる専門家を選ぶのも一つだと思っています。

有料のサービスを使う場合は、「話してみたい」という気持ちだけで決めず、料金、最低利用期間、解約条件まで先に確認しておく。その条件に納得できたうえで、自分が今ほしいのが「気持ちを整理するための時間」なら、オンラインで話せる場所を選ぶ方法もあります。

ストレスが大きかったり、悩みが深い時にはどうしても自分一人では考えがまとまらず苦しい思いをすることがあります。そんな時は自分にあった方法で相談できる、話せる場所を用意しておくことが大切だと実感しています。