探偵に不倫調査を依頼した私の体験|LINE通知を見た日から報告書・費用まで

夫婦・パートナーシップ

PR|この記事にはアフィリエイト広告が含まれます

夫が怪しいと思ったら、まず気長にメモを取る。前の記事でそう書いたのは、そのメモが、ずっとあとになって私自身を助けたからです。実際に探偵へ不倫調査を依頼したのは、二度目の不倫が発覚したときでした。

依頼を決めた瞬間。
探偵事務所での面談。
調査中の連絡。
出来上がった報告書。
そして、費用の支払い。

今回は、私が経験したその流れを書こうと思います。これは「探偵へ頼めばすべて解決する」という話ではありません。ただ、あのときの私がどうして迷わず動いたのか。何が調査の役に立ち、何にお金がかかったのか。探偵への相談を考えている人が、自分はどうしたらいいか、考える材料になればと思います。

LINE通知を見た瞬間、体が先に動いた

夫がリビングで昼寝をしていたときでした。画面を上にしたスマホがソファで寝ている夫のそばに置かれていました。通知音が鳴り、ロック画面のLINE通知に何気ない挨拶と、あの忘れもしない女性の名前が表示されていました。

いや、長い時間がたっていたので、思い出すのに少し時間がかかるくらいには忘れかけていた、あの忌々しい名前。一度目の不倫発覚当時の私だったら、寝ている夫を叩き起こして、「これ、どういうこと!」と泣きわめいたかもしれません。でも、二度目のときの私は違いました。

感情も動かなかった。思考もしなかった。

ほぼ自動的に自分のスマホを手に取り、その悪魔のLINE通知を何枚も写真に撮って保存しました。鼓動が速くなり、呼吸が浅くなって、神経だけが急に研ぎ澄まされていく。

冷静だったというより、一度目とは別のベクトルで普通ではなかったのだと思います。

頭の中にあったのは、

**今回はもう泣き寝入りしない。**

それだけでした。

一度目にしなかったことを、ずっと後悔していた

一度目の不倫が分かったとき、私は法律のことを何も知りませんでした。慰謝料も、調停も、何を根拠に話し合うのかも分からない。ひたすら感情論と、親族や友人たちの「普通はこうでしょう」「昔ならこうだった」という、良かれと思っての、でも根拠のないアドバイスだけを頼りに夫と向き合っていました。離婚はしなかった。家庭も続きました。けれど、私は一つだけ、長い間ずっと後悔していました。

あのとき、事実を曖昧なままにせず、法的な手段について調べておけばよかった。

相手の女性に慰謝料を請求できることは知っていました。でも当時、夫からは「相手の女性に請求するなら離婚する」というようなことを言われていて、私は結局、請求しませんでした。でもずっと相手の女性を許せなかったし、納得がいかなかった。

私はどうすればよかったのだろう。

そんなことを長い間、何度も頭の中で考えていたから、二度目の不倫が発覚するきっかけとなった
LINE通知を見た瞬間、もともと探偵に依頼すると決めていた、その時が来たという感じでした。

私の目的は一つ。

相手の女性へ慰謝料を請求するために、まず事実を確認する。夫を問い詰めるより先に、今回はその目的へ向かって動きました。

気持ちを誰に話せばよいか迷っている方へ、不倫の悩みを話す相談先の選び方を、私の経験から書いています。

何も知らないふりをして、探偵事務所へ行った

通知を見たあとも、私は夫の前では何も知らないふりをしました。そして、その同じ週には、探偵事務所の面談室にいました。

物の少ない、すっきりとした部屋。対応してくれたのは、スーツ姿で落ち着いた話し方をする女性でした。こういう異常事態に、特別なキャラクターを出さない人が対応してくれるのは本当に助かります。ただでさえこちらは、鼓動も呼吸もおかしくなっている。面談する人の情報量まで多いと、それだけで余計な負担になるからです。

面談では、夫の普段の生活について聞かれました。
勤務の仕方。
帰宅する日や時間。
外出の頻度。
よく行く場所。
予定が変わるときの傾向。
どれも、普段の行動が分からなければ答えられないことばかりでした。

長年のメモが、調査する日を絞る材料になった

私は、夫の帰宅日や時間、その日の出来事を短いメモにして、長い間残していました。立派な日記ではありません。

いつ帰ってきた。
今日はこう言っていた。
予定がこう変わった。
そんな記録です。

面談では、手元に残っていた予定の情報と、そのメモを見ながら、相談員と一緒に行動の規則性を探しました。漫然と毎日調べるのではなく、女性と会う可能性がありそうな日を狙うためです。

私が依頼した会社では、調査員の人数、調査する日数、深夜や早朝に及ぶか、遠方への移動があるかなどで料金が変わると説明されました。調査日を絞れなければ、その分だけ費用が大きくなる可能性がある。だから、気長に取っていたメモが、ここで役に立ちました。

メモが証拠になるという意味ではありません。夫の行動パターンを見ながら、どの日に調査を入れるかを検討する材料になった、ということです。

調査中は、「普通」を続けながら連絡した

調査が始まってからも、夫の予定は変わります。

調査予定の日に夫の言動が変わった。
急な予定が入った。
いつもと違う動きをした。
そんなときは、すぐ相談員へ連絡しました。

私が分かる範囲の情報を伝え、相談員の経験から助言を受けながら、調査する日を調整していきました。私は夫の前では、できるだけ普通を装っていました。感情をぶつけずにいることは、落ち着いていたからできたわけではありません。

知りたいことがあり、そのために今は動かないと決めていた。ただ、それだけです。

最終的に、狙っていた日に二人の行動を確認することができました。私の場合、夕方から翌朝に及ぶ調査を含め、調査日は合計9日間になりました。

必要な調査回数や時間は、それぞれの目的や状況で違います。私の9日間を、誰にでも必要な日数とは考
えないでください。

初めて見た調査報告書

完成した調査報告書は、私の場合、雑誌のようにまとめられた一冊の冊子でした。写真の中身は、もちろん不倫の事実を明らかにしたものなので、とても衝撃的で傷つきました。でも同時に、写真の鮮明さや、時刻と行動の記録の細かさに驚きました。

どの角度から、どうやって撮ったのだろう。

世の中には本当にプロがいるものなのだと、こんな場面で感心してしまいました。こんなことに巻き込まれなければ、知ることのなかった仕事です。
報告書には、法令に反する目的の調査は行わないことや、依頼者側の不注意で調査内容が外へ漏れないよう大切に保管すること、原則として再発行しないことなどの注意が書かれていました。

私はそこで初めて、「探偵業法」という法律があることを知りました。

報告書は、怒りに任せて誰かへ見せるものではありません。第三者の個人情報も含み得る重要な資料として、受け取ったあとの保管まで自分の責任になるのだと実感しました。

調査費用は約70万円。私は借りて支払った

報告書を受け取ったあと、調査日ごとの費用について明細と説明があり、銀行振込で支払いました。
私の場合は、調査員2名、夕方から翌朝に及ぶ調査を含む9日間の調査で、総額は約70万円でした。これは私が依頼したときの条件と金額です。

約70万円かかった私の実例をもとに、探偵費用で確認しておきたい総額や追加料金について、こちらの記事にまとめました。

探偵調査の相場として示すものではありません。人数、時間、距離、調査方法、追加料金などによって
総額は変わります。
約70万円。すぐに出せるような金額ではありませんでした。

私は生命保険の契約者貸付を利用して支払いました。結果として、慰謝料請求で合意した金額から調査費用をまかなう形にしましたが、調査費用を支払う段階では、まだ何も決まっていませんでした。慰謝料を受け取れるか、いくらになるかは、弁護士と相談したその先の話です。まずは自分が調査費用を負担する可能性まで考えて契約する必要があります。

探偵の次は、弁護士へ

調査報告書を受け取ったあと、探偵会社から紹介された弁護士に依頼し、慰謝料請求の手続きを進めました。紹介による弁護士費用の優遇があったことも、依頼を決めた理由の一つでした。調査報告書は慰謝料請求をするための出発点であって、まだ自分の望む結果が得られると決まったわけではありません。
弁護士に依頼したその後の流れは、探偵調査報告書を見たあと私がやったこと|内容証明から示談までの体験にまとめています。

今なら、探偵を選ぶ前にここを見る

私の体験から言えるのは、広告に書かれた「成功率」だけで選ばない方がいい、ということです。
相談する前に、自分が知りたいことと、その後に考えている行動を言葉にしておくこと。そして相談では、調査内容と費用の関係を具体的に聞くことが大切です。

契約前に確認するなら、私は次のことを見ます。

– 何を、どの期間、どんな方法で調べる契約なのか

– 調査員の人数、時間帯、交通費など、料金に含まれるもの

– 予定変更や延長で追加料金が発生する条件

– 中止・解約時の費用と返金

– 報告書の形式、受取時期、再発行、保管・処分

– 調査を他社へ委託する可能性

– 法律上の判断や交渉が必要な場合の説明

契約や解約で困った場合は、消費者ホットライン188から地域の消費生活相談窓口へ相談できます。


これから相談先を探す方は、候補の一つとして、原一探偵事務所の相談方法と現在の条件も確認できます。

24時間365日全国対応の【原一探偵事務所】

私が払ったのは、調査費用だけではなかった

一度目の不倫では、私は何の知識もないまま、感情だけで夫と話し続けました。
二度目は、とにかく証拠をとり事実を確かめようと思いました。

夫は、相手の女性とはあくまで同僚として連絡を取ってしまっただけだと話していました。でも、探偵の調査で分かったことは違いました。夫は女性の部屋に泊まっていただけでなく、半同棲のような状態になっていたのです。

探偵に調査してもらわなければ、私はこの事実を知ることができませんでした。

一度目の不倫から関係が続いていたのか。一度別れて、また関係が始まったのか。それは今でも私には分かりません。わかるのは不倫をしていた当事者である二人だけ。ただ少なくとも、夫の言葉だけでは見えなかった事実を、私は初めて知ることができました。

調査後、不倫相手とは最終的に慰謝料400万円の支払いと、夫との連絡・面会をしないという内容で合意しました。ただ、その金額や合意に至るまでには、探偵とはまた別に、弁護士との相談やむずかしい判断をしなければなりませんでした。

当時の判断については今も後悔していることがあります。その後悔については、不倫慰謝料を示談したあとに残った後悔に書きました。

探偵に依頼したことで、夫の言葉だけではわからなかった「事実」を知ることができたのは確かです。ですが、探偵へ約70万円を払ったことを、誰にでも勧めたいわけではありません。

まず自分が何を知りたいのか。
知ったあと、何をしたいのか。
そのために必要な調査は何か。
費用を自分で負担できるのか。

そこを考えてから、相談してほしいと思います。
気長に残したメモは、淡々とした日々の記録でした。そのメモが、私の混乱した頭の中を整理し、調査する日を考え、専門家へ状況を伝えるための土台になりました。

まずはメモ。その次に、目的。
探偵会社を比べるのは、それからでも遅くありません。

比較するときに確認したい項目は、浮気調査の探偵社を選ぶときの比較ポイントにまとめています。

※この記事はMira自身の体験をもとにしています。記載した調査日数・人数・費用・支払方法は一例であり、同じ結果や法的効果を保証するものではありません。不貞行為の立証や慰謝料請求に必要な資料、請求の可否・金額は個別事情で異なるため、弁護士へご相談ください。